50m板キックのタイムから見えてくること~スイム&ラン

みなさん、ご自分の板キック50ⅿのタイムを知っていますか?
※板キック→ビート板を持って、バタ足だけで進むこと。

チームアオヤマでのスイム指導は
板キックで60秒を切らないとプル(手の動き)は指導しない!
で徹底して行っています。
スイムセッションのラストは毎回計測をして、毎回乳酸まみれになっています(笑)

また定期的に50m板キックとスイム100~400mのタイムを計測して
スイムの級付けをしています。

この方は板キック44秒8、スイム400m6分26秒です。(4月現在)
トライアスロンのスイム1500mはだいたい26~27分で上がられます。
プルは現在練習中!

昔、稲毛インターナショナルトライアスロンクラブの朝スイムを指導した際に、
板キックTT計測をしたら約40名中、60秒かかったのは
3~4名だったと記憶しています。

板キックを避けている方が多いかと思いますが、
キックが進まないと上手く泳げません。

キックが入らない(打てない)と体幹を介して
腕の動きが連動が付いてこないからです。

そのためキックができないうちにプルを指導しても
バラバラの動きになるため、まずは60秒切りを目標にしています。

ほとんどキックを打たずに速く泳げている人は、キックの基本ができています。
板キック60秒は余裕で切れると思います。
今の私は43秒くらいかな・・・測ってみます!

板キック60秒切れるけど、肩周りや腕が疲れる人は
体幹を使って泳げていない(連動していない)、手かきになっている人です。

キックを打って手もかいてるけど全然進まずキツイ人は
板キック60秒かかると思います。




チームアオヤマではトライアスロンやスイムをされないランナーの方でも
必ずスイム(プールに入る)をしています。

泳がなくてもアクアウォーキング(水中ウォーク)でクロストレーニングをして、
板キックをすることで心肺機能が向上、または維持することができます。
慣れない方はそうとう苦しいようですね(笑)

また板キックは足首の柔軟性があり、
腸腰筋・お尻の筋肉がちゃんと使えていないと進みません。

60秒を切れない人は膝や足回りの怪我をするリスクがかなり高いです。

ランナーの方は50mで90秒、約2分くらいかかる方もいますが、
怪我予防のため板キックをチャレンジしていただいています。

足首が硬い→股関節も硬い人が多く、その身体だとランニングフォームで
良い姿勢を取ることができません。

夏はこんな感じで暑いですから、ランのトレーニングとして走るだけでなく
アクアウォーキングをしたり、板キックをひたすらしたり、
またクーリングとして回復効果を狙って、スイム(プール)を取り入れてみてください♪

柔軟性で泳ぎが決まる!!身体チェック!

夏まっさかりですね!
今日は台風でしたが、合間にランニングしてきました。
一度濡れてしまえば気にならない!笑
暑い夏は雨ランが気持ちいいですね。

昨日は午前中に稲毛ランニング教室を開催。夏限定で毎週やっています!

暑い時期はたくさん走るのは身体に良くないので、
フォーム作り(ドリル)を中心に進めています。
※昨日のブログはこちらへ。

午後は指導協力させていただいている
「いなげの浜オープンウォータースイムスクール」第4回目。
私は2回目になりますが、どちらも初級の方を担当させていただいています。
残り2回となりましたが、既に満員御礼とお蔭さまで大盛況です。

また昨日はトライアスロン雑誌「LUMINA」さんの取材で、
アテネ五輪MTB日本代表竹谷賢二さんがスクールを体験しにいらっしゃいました。
その様子が来月号?あたりに載るかと思います!

台風と雨予報で開催が心配されていましたが、
オフショア(風が陸から海に吹くこと)だったためプールのように泳ぎやすかったです。
雨もスクール中は降らずになんとか持ってくれました。

スクールはまずストレッチから!
ストレッチは
・可動域を広げる
・筋肉を弛緩させる
・血液の循環
などなど色々な効果がありますが、スイムは柔軟性で泳ぎがほぼほぼ決まります。

そして体幹力、連動性とこの3つが必要です。

昨日は柔軟性だけお話しましたが、このストレッチでズバっとチェック!

これで腰、ハムストリング(太ももの裏)、肩甲骨の柔軟性がわかります。
スイムは柔らかいことに越したことはないのです!

どれだけ真っ直ぐのストリームライン(スイムの基本姿勢)が取れるかが大切です。
そのためには柔軟性が不可欠。

水に対する身体の抵抗を少しでも軽減できれば、それだけでタイムアップします。
それにプラスして体幹力、連動性があれば、力の抜けた泳ぎができます。

ストレッチ後には、腹筋など使う筋肉をエクササイズすると効果倍増です。
これに関してはまた別の機会に。

最低これくらいは目指しましょう!
1.腕が地面と90度
2.腰も地面と90度

初級クラスではこのチェックもしました。

腰と骨盤の柔軟性がわかります。
スイムでは骨盤を真っ直ぐにする必要があるのですが、
肘が地面に付かない(硬い)と、骨盤で水の抵抗を作ってしまいます。

トライアスロンをされている方がほとんどだったので
このポジションがバイクのポジションであるとお話しました。

バイクも身体の空気抵抗を少なくすることが大切です。
肘が地面につくか一度チェックされてみてください!

トライアスロンでいうと、スイム・バイク・ラン、どれも柔軟性が大切ですが、
スイムが一番必要だと思っています。

普段スイムが苦手な方、ランナーだけどクロストレーニングとしてスイムをされる方を
指導することが多いのですが、柔軟性が低い方は上達が遅く、また柔軟性が高い方は
上達がかなり早いです。

スイムの向上のためにはまずは柔軟性です!!

8月21日からパンパシ水泳ゴールドコースト2014が始まります。
スタート前やアップの際にどれくらい身体が柔らかいのか見てみると面白いと思います!

知れば安心!タテトラOWSセミナーのご報告

だいぶ時間が経ってしまいましたが・・・
6月29日に行われたタテトラ(館山わかしおトライアスロン)の前日に
「超初心者!!オープンウォータースイムセミナー」を実施しました。

会場はスイムを行う沖ノ島海岸!
小雨でしたが、べた凪で泳ぎやすいコンディションでした。

4月29日にタテトラジュニアキャンプ(後日報告します)の下見に館山に行き、
大会一週間前に子供のキャンプを開催することが決定し、
そして大会の前日にスイム会場の沖ノ島海岸でもやることになりました。

せっかく前日も行くならば・・・と
初めて海で泳ぐ、不安な人向けのセミナーをやりませんか?と
大会実行委員長に相談して開催させていただくことに。

過去のタテトラでスイムで搬送される方を目の前で見て、
また知り合いの方がスイムスタート直後にパニックになり数名棄権されました。

タテトラのDNFを調べると、2010年0名、2011年17名、2012年17名、2013年13名
少し減ったものの、多い方だと思います。

流行りと共に経験不足、練習不足の方が参加されていると感じています。

出るからにはしっかり準備をして当日を迎え、無事に完走をしてもらいたいですし、
そのために海で泳ぐ機会を指導者や大会が作る必要もあると思います。

タテトラセミナーの参加者は初めて海で泳ぐ方、過去にDNFを経験された方もいて、
その方たちが完泳できるように、吉越慎吾コーチとこちらをお伝えしました。

・海について知る!5つのポイント
・海での落ち着き方
・入水、退水
・前方確認
・集団泳
・スタートシミュレーション

知らないことが怖さやパニックに繋がります。
対処法を知っていればそうなっても落ち着くことができます。

また、今日がダメならスイムスキップ(バイクから参加できる)をしてください。
とちょっと厳しく言わせてもらいました。

そんな状態でレースに出れば結果は見えています。
練習してからレースに臨むことが前提で、無茶をする必要はないと思います。


今回のセミナー参加者は25名!
最後のシミュレーションはなかなか迫力がありました。

当日のレースでDNFになったのは5名(リザルト参照)。
セミナーに出られた方は全員完泳・完走をされたので、
少しは貢献できたかなと思っています。

仲間内とでも良いですし、各地でやっている講習会でも良いので
これからトライアスロンデビューをされる方、まだまだ不安な方は
ぜひ実践練習をしてください。

海は毎回コンディションが違います。
自分の身体も違います。

決して無理はせず、トライアスロンを楽しんでください。

千葉県トライアスロン連合では9月にウエットスーツセミナーを実施する予定です。
以前3月に行ったような内容です。
※こちら

エントリーが始まりましたらお知らせします!

暑い日は首を冷やして対策しましょう!

暑いですねー!
昨日晴れてくれたら嬉しかったですが、、こればっかりは仕方ない。

暑い中長時間運動すると熱中症などを引き起こしますので、
短時間トレや、朝一、夜でやるなどの工夫が必要になってきます。

とはいえ昼間にトレーニングする方も多いと思います。

暑い日は「首」が付くところを冷やすと体温を下げることができます。
寒い日は逆です。

今日指導でバイクに乗ったのですが、こんな日はBuffを首にするようにしています。

image

ものはHIGH UV PROTECTION、COOL MAXのBuffをヒタヒタに濡らして首に付けるだけ。

首を冷やして、また日焼け防止にもなるので、暑い日には欠かせないアイテムの一つです。
そしてたくさん汗をかくので、ヘルメットの下はバンダナBuffで汗止めをしています。

いろんなデザインがあるので、気に入るものが必ずあるはず♪

夏トレ対策の準備をしていきましょう!

幕チャレ初日終了!明日のアドバイス♪

雨降りな一日となりましたが、幕張チャレンジトライアスロンフェスタの初日が終了しました!

ドラ講習会-2

明日はトライアスロンとアクアスロンですが、連日続く雨の為バイクコースの確保が困難となり
アクアスロンでの開催となりました。
バイクがなくなり残念ですが、アクアスロンで楽しんでいただければと思います。

アクアスロンでのアドバイスを3つ!

1つ目。
アクアスロンは水から陸に上がると一気に重力がかかる為
かなーーり身体が重く感じます。
アップの時間がスタート前に取れるので、
何度か水の出入りをしておくと身体の重さに慣れて少し楽になります。

2つ目。
スイム後に濡れたままでランニングシューズを履くと、かなり高い確率で靴擦れします。
バイクがあればその間に足が乾くのですが、スイム上がりではビショビショのままです。
シューズの内側、かかと等、または足にワセリンを縫って擦れ防止をしましょう。

3つ目。
雨であれば、トランジットエリアに置くシューズをビニール袋に入れておくと
スイム上がりで乾いたままのシューズを履くことができます。
結局は濡れてしまいますが、走り出しが違います。

明日はアップとワセリンとビニール袋のご準備を!

今日の私はいろいろと担当させてもらい、フェスタしました(笑)

1.CTUジュニアキャンプ

動きづくりやトランジットの練習をしていきました!

2.トライアスロンセミナー

トランジッションのコツをご説明していきました。

3.ロードレース10キロ60分ペースメーカー
10キロ60分のペースメーカーを担当しました。

また詳しくご報告させていただきます!

さぁ明日も楽しみましょう♪