知れば安心!タテトラOWSセミナーのご報告

だいぶ時間が経ってしまいましたが・・・
6月29日に行われたタテトラ(館山わかしおトライアスロン)の前日に
「超初心者!!オープンウォータースイムセミナー」を実施しました。

会場はスイムを行う沖ノ島海岸!
小雨でしたが、べた凪で泳ぎやすいコンディションでした。

4月29日にタテトラジュニアキャンプ(後日報告します)の下見に館山に行き、
大会一週間前に子供のキャンプを開催することが決定し、
そして大会の前日にスイム会場の沖ノ島海岸でもやることになりました。

せっかく前日も行くならば・・・と
初めて海で泳ぐ、不安な人向けのセミナーをやりませんか?と
大会実行委員長に相談して開催させていただくことに。

過去のタテトラでスイムで搬送される方を目の前で見て、
また知り合いの方がスイムスタート直後にパニックになり数名棄権されました。

タテトラのDNFを調べると、2010年0名、2011年17名、2012年17名、2013年13名
少し減ったものの、多い方だと思います。

流行りと共に経験不足、練習不足の方が参加されていると感じています。

出るからにはしっかり準備をして当日を迎え、無事に完走をしてもらいたいですし、
そのために海で泳ぐ機会を指導者や大会が作る必要もあると思います。

タテトラセミナーの参加者は初めて海で泳ぐ方、過去にDNFを経験された方もいて、
その方たちが完泳できるように、吉越慎吾コーチとこちらをお伝えしました。

・海について知る!5つのポイント
・海での落ち着き方
・入水、退水
・前方確認
・集団泳
・スタートシミュレーション

知らないことが怖さやパニックに繋がります。
対処法を知っていればそうなっても落ち着くことができます。

また、今日がダメならスイムスキップ(バイクから参加できる)をしてください。
とちょっと厳しく言わせてもらいました。

そんな状態でレースに出れば結果は見えています。
練習してからレースに臨むことが前提で、無茶をする必要はないと思います。


今回のセミナー参加者は25名!
最後のシミュレーションはなかなか迫力がありました。

当日のレースでDNFになったのは5名(リザルト参照)。
セミナーに出られた方は全員完泳・完走をされたので、
少しは貢献できたかなと思っています。

仲間内とでも良いですし、各地でやっている講習会でも良いので
これからトライアスロンデビューをされる方、まだまだ不安な方は
ぜひ実践練習をしてください。

海は毎回コンディションが違います。
自分の身体も違います。

決して無理はせず、トライアスロンを楽しんでください。

千葉県トライアスロン連合では9月にウエットスーツセミナーを実施する予定です。
以前3月に行ったような内容です。
※こちら

エントリーが始まりましたらお知らせします!

タテトラ前日!超!!初心者OWSセミナーやります!

幕張チャレンジトライアスロン大会に続き、
タテトラ(館山わかしおトライアスロン大会)でも
前日にセミナーを行うことになりました。

ジュニアキャンプコンビ、吉越慎吾コーチと務めさせていただきます!

【タテトラ「SWIM」はこれで安心!不安な海スイムをこれで解消!】

日時:2014年6月28日(土)10~11時30分
場所:沖ノ島海岸/タテトラスイム会場
内容:海での基本的対処方法、集団泳体験
定員:30名
参加費:無料(タテトラ参加者)、2,000円(その他)
講師:太田麻衣子、吉越慎吾(千葉県トライアスロン連合普及強化委員)
主催:館山わかしおトライアスロン大会実行委員会

詳細・お申込みはこちら⇒http://www.keiyo-isc.org/ctu/ows-tateyama/default.html

近年トライアスロンがブームとなってきていて参加者が増えていることは
とっても良いことですが、それに伴いDNFになる方も増えています。
特にスイムでのDNFが目立ちます。

「ウエットスーツを着れば浮くから大丈夫!」
という話を聞いて、初めてのレースで初めて海で泳ぐ人もいます。
しかしプールと海は全く違います。

DNFになる理由として挙げられるのは、一度も海で泳がずにレースに出場する、
集団泳で人とぶつかる、足が底につかないことが不安になりパニックになる、低体温症などです。

今年でタテトラは5回目になりますが、第1回は全体で0名だったのに対して、
2回目17名、3回目17名、4回目11名とDNF者は絶えることがありません。

詳細を見ると女性よりも男性のDNFが圧倒的に目立ちます。
女性は慎重で、男性はなんとかなるだろう!ぶっつけ本番!
ということが推測されます。

事故があまりにも増えると、万が一死者が出るようなことが続けば
大会の存続ができなくなるかもしれません。

安全にレースを楽しむために、自分自身のために、大会運営のために
参加者の方も最低限の準備、練習をしていただければと思います。

タテトラに参加される方は参加無料ですので、
不安な方、ぜひご参加ください!!!!

オッシュマンズ原宿店ランニングイベントがリニューアルしました!

以前OSHMAN’S原宿店でのランニングイベント
「RUN & ATHLETIC CLUB」をコーチを担当していましたが、
少し期間を置いて、一新リニューアル!

より初心者の方向けに「ランニングクリニック」として
新たにスタートし、引き続きコーチをさせていただくことになりました。

ご参加の7人中5人がこれから走り始めるということでしたので、
走り始めるのに大事なことを、スニーカーの方もいたので、
ランニングシューズのことからお話しました。

①いい姿勢で立つことができて、歩けて、走れる。
→一番の基本!

②柔軟性があるか?
→柔らかいと怪我をしにくい身体、いい動きができる。
硬いと怪我をしやすい、固い走りになる。

③体幹が使えているか?
→足頼りの走りでは、怪我をしたり、長く走れません。
肩甲骨と骨盤、なにより腹筋が大切です。

④連動性があるか?
→運動は連動!腹筋が弱いと連動しません。
今日の方は特に連動が苦手でしたね。

※余談
連動と体幹を見るのに、前後に腕を回してみたところ、、、
両手前回しになったり、後ろ回しになったり、頭ではわかっていても、出来ない方が続出!

これ、かなり奥が深いです。
出来るようになるとランだけでなく、スイムも上達します!

⑤まずは歩きからスタート
→また最初はしっかり歩いて、走るための足作りが必要です。
しっかり腕を引いて、大股で!運動量がアップします。

⑥日頃の歩きをトレーニングにする
→通勤やなにかの移動はしっかり歩く。
なるべく階段を使う!

⑦がんばりすぎない!
→ウォーキングで息が上がるなら走らない。
ゼーゼーハーハー走るのはまだまだ先。
話せるくらいのペースで楽に走ること。

今日走りながらのポイントとしては
しっかり「腕を引くこと」のみアドバイスしました。

上の①②③④ができないところで
いい正しいフォームには近づきません。
現状把握をしていただき、基本姿勢と①②③4を向上させます。

良いフォームにならない原因が必ずあるので
そこを解消しなければ、良いフォームにはなりません。
走りながら動きを直すのではなく、走る前の動きでフォームは決まります!

イベントでは約1.5kウォーキングをしてから、
約1kをゆっくり走りました。

次回はまだ決まっていませんが、
また開催しますので、ランニングの基本を知りたい方は
ぜひOSHMAN’S原宿店ランニングクリニックへご参加ください!

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よりもっと知りたい方は青山剛コーチの
【走らないランニングセミナー】へぜひ!!!

オープンキャンパス講師をしてきました!

先日、東京スポーツ・レクリエーション専門学校のオープンキャンパスの講師を務めてきました。

科目はトライアスロン。

今年度よりカリキュラムの中にトライアスロンが組み込まれ、
日本トライアスロン連合初級指導者資格が取れるようになったそうです。

トライアスロンってどんなスポーツ?
メインはトライアスロンの種目、スイム・バイク・ランを指導できると、
将来の仕事にどうプラスになるか?をお話してきました。

例えばスポーツジムで仕事をすることになり、
ランニングをされるお客さんがいて、怪我をされたり、夏は暑くてあまり走れなかったり、
そんな時にスイムとランが教えられれば、アドバイスの幅が広がる。

また「走る」動作があるスポーツだとしても、
正しい走り方を教えられると、そのスポーツのパフォーマンスを上げることができる。

とそんな内容です。

この授業をきっかけにトライアスロンに興味を持ち、レースに出たり、
トライアスロンの指導に興味を持ったりしてもらえたら、それはそれで嬉しいですね!